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二十三回目ゲスト 山名宏和
さん(HIROKAZU YAMANA)
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| 高須 |
あと、ここに来て山名らしさがある番組が多いなぁと思うのよ。
山名の雑学的な感じ?に時代が合ってきたのか。
知的バラエティーが多くなってきたじゃない。
山名って物知りやん。さっきのカニとか。
だってカニについて一時間喋れるやろ? |
| 高須 |
俺は1分も喋られへん。
なんか山名の知識とくだらなさが融合した番組っていうか
山名の思う山名カラーの番組ってどんなんがあんのか聞きたくて。
自分のカラーが出た番組って何? |
| 山名 |
でも、僕の場合、
高須さんが僕とやりやすいって言ってくれたのでもわかるように、
どちらかというと2番手にいる事が多いので・・・ |
| 高須 |
それって年齢的な事でしょ!?でも山名今そういう位置でもないんちゃう? |
| 山名 |
でも多いですね。
自分が主軸でガッツリやっている番組はそんなにはないので。
もちろん、避けてるわけじゃなくてなかなかそういう話がないだけなんですけど。
まぁ、自分っぽいカラーってのは・・実は、僕、いまだにテレビ作っていて
テレビってどうやって作っていいのかわかっていない所があるんですよ。 |
| 山名 |
もちろん、ある程度はわかっているんですけどね。
なんか、他の作家の発言とか聞いていて、
ああ、まだわかってないなあと思うこと、よくありますよ。 |
| 高須 |
前に理系やったって事聞いて、なるほどな〜って思ったとこあんのよね。
要するにまとめる時とか、この番組をどうするかって時に、
頭の中でボヤボヤ〜っと4つくらいの方向性が浮かぶとするやんか。
その時メリットとデメリットを考えて最大公約数的に当たる可能性があるとか、
伸び率がまだある、と思える計算が山名は誰よりも早いような気がするのよね。
だから山名と喋っていると「あ〜、山名の理屈はわかるなぁ」と。
あと山名の特徴で言うと、武野(よみうりテレビプロデューサー)が
言ってたんやけど「山名は大ハズシせぇへん」。 |
| 山名 |
それがいいのか悪いのかはわからないけど(苦笑) |
| 高須 |
今のテレビ業界ではいい事なんちゃう?
若いディレクターやプロデューサーも誰かの一言で迷わされる事ってあるやん。
新しい企画なんて誰も作ったことない訳やから。
イメージしやすい言葉をポンと言われたら「あ、それはあるかも・・・」
って思うやん。
例えばさぁ「今までにない新しいフレンドパークってどうですかね」って言われたら、
ああアリかもって思うけど、言葉のマジックみたいなもので
実際あんなの簡単に作るの無理やん。
でも、ちょいちょい会議がその方向へ流さるやん。
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| 山名 |
自分の事はよくわからないですけどね。
中学、高校、大学とテレビをあまり観ていないから、
あの番組に憧れてたから・・・みたいなのがないんですよ。
だから、入ってからテレビの事を一生懸命勉強した感じですね。
たとえば「ごっつ(ごっつええ感じ)」を観て面白かったのも、
リアルな視聴者として観たんじゃなくて、この仕事に就いて
どこか勉強として観ている所があるんです。
だからテレビを観て「うわーおもしろいなー」って感じたのは
かなり遡らないとないとない。
樋口(卓治)さんみたいに「テレビを観てわくわくした!」と感じるとことは
違うところで関わっているところがあるんで。 |
| 高須 |
えらそうに何言うてんねんと思われるかもしれへんけど、
古館プロってすごく色んなカラーの作家がいてんねんけど、
あの、なんだろう・・・
単刀直入に言うと、山名が一番今のテレビに合っているような気がするのね。
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| 高須 |
俺はね、
いや、鮫ちゃんは鮫ちゃんですごいカラーがあって、
樋口君ももちろんカラーがあるんだけど、
ただ俺はね、山名が一番カラーを出してんちゃうかなって。
出していないように見えて。
一見鮫ちゃんが出しているようだけど、鮫ちゃんってもの凄い優しいから
実は調和もとれる人だし、
樋口君は監督の指令を忠実に再現する職人みたいな人やん。
でも山名はそうじゃない気がすんのね。もっと言うと一最もわがままなのかも。 |
| 山名 |
樋口さんと鮫肌さんと僕が一番違う点は、
多分、2人はテレビが大好きなんですよね。
僕もテレビは好きだけど、なんか好きさの形が違うというか。
だって僕テレビと本どちらが好きかって聞かれたら、本の方が好きですからね。 |
| 山名 |
でも、逆に本は好きすぎて。
「そんなに好きなら小説書けばいいじゃん」とか
「書きませんか?」とか言われるけど。
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| 山名 |
なにを書いたらいいんだろうって思っちゃうんですよ。
とりあえず書けばいいんだろうけど、頭でっかちになっちゃって。
で、なかなか書かないうちに、せっかくの機会を逸しちゃったりして。
でも、最近、僕よりちょっと上や、あるいは同世代の放送作家が
小説とか書いているのを見ると、このままグズグズしていてもなあと
思うんだけど、どうしても何か発注があって
それに応える体質が身についちゃってるんで、発表のあてもなく
コツコツ書くってことはできないんですよ。
だから、とりあえず、まずそういう機会が自分にやって来るよう
アピールするところから始めますって、ここで宣言しておきますね。
って、誰に宣言してるかわかりませんけど。
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